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ヴィラホワイト

2016.12.28

 明日で京都からしばらく離れることになった。本当に寂しい。2013年の3月末に引っ越してきて3年9か月。この街には、この家には、僕のモラトリアムの結晶が散らばっている。

 大学に入学してから1年ほどは、東京に未練があった。(入試で東京の大学に落ち、京都に進学することになった)田舎出身だから、キラキラした都会に、キラキラした大学生活に憧れていた。京都は地元西脇よりはもちろん都会だけど、やっぱり東京と比べると“田舎”感があって、なんだかなあという生活を送っていたなあ。でも、今となっては京都が本当に大好き。賀茂川があって(本当に良いところ。賀茂川があるから京都に住みたいといっても過言じゃない)、河原町でたいていの物事は完結するし“都会と自然の調和”があるのが本当に良い。将来的に、京都市内の賀茂川が近いところに住めたらいいなあと思う。

 ひとつ、運命的なものを感じることがある。ヴィラホワイトで一柳と出会えたこと。1回生の中頃にオリジナルバンドを組んで仲良くなって、217号室で酒を飲んだり、ゲームをしたり、しょうもない話をしたり、また台湾旅行にも行ったり、本当によく遊んだ。また色々なカルチャーに詳しくて、よくCDや小説や漫画を借りた。1回生の時の自分と今の自分で殆ど正反対に変わったのは、一柳の影響だろうな。不思議な空気感を持っている人で、とても尊敬している。そして、僕はヴィラホワイトで一柳と遊んだこと、皆と遊んだことは忘れないだろうな。本当に楽しかった。皆と出会えて、京都に来て良かったと思う。

 まだ引っ越しの準備が終わっていない。今からスーパーに段ボールを貰いにいって、食器を詰める。もう少し。あと少し。この3年と9か月に思いを馳せながら、最後の夜を過ごそうと思う。 19:25